香港でも最近は新世代の中華や點心店が勢いを増していますが、それとは対照的にここ鳳城酒家は広東料理の中でも一番起源が古いといわれている順徳菜のレストランです。同じ名前を冠したレストランは複数あり、これも香港によくあることですが経営の違う店もあり、同じ系列はここと北角の2店舗のみです。

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フレンチでも日本料理でもそうなのですが、このところのSNS内有名人による拡散人気店や新世代の?魅せる料理に少し食傷気味だったりもするので、最近はあえてこういったお店に行くことも多くなっています。今後も新しい料理と今までの料理でバランスを取りながら食べ歩いて行けるといいなと思っています。今回は香港に詳しい方と現地で合流し、こちらのお店もその方にブッキングしていただきました。

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店内に入ると時間帯が早かったためまだ空いていましたがすぐに順番待ちが出るほどの大混雑となりました。夜の時間帯では地元人率は90%以上でしたがランチ飲茶ではもう少し日本人も増えるようです。

まずはビールを。こちらは瓶ではなくて缶のようですね。他にサン ミゲルもありました。

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注文も詳しい方におまかせ。。

最初は鍋貼大明蝦 (海老トースト)。同じ料理は香港でも日本でも食べたこともありますが、ここのは油も良いのか噛みごたえも味も軽快な仕上がりで胃にもたれることもなく食べ続けられます。海老部分もふっくらとして見た目の地味さとは対照的な美味しさでした。

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次はこちらも名物の脆皮炸子雞(鶏のパリパリロースト)。できれば乳豬拼生腸も食べたかったのですが、3名では食べすぎになってしまいますね。こちらも鉄板の味です。

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鳳城高湯炸粉菓。こちらは揚げた粉菓で、一緒に出てくるスープがついてきますので、それに浸して食します。これもその見た目からは想像できない軽やかで上品な味わいでした。こちら手間がかかる料理なので出しているところは減ってきました。

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大良炒鮮女乃(※最後は2文字でひとつの感じです)。蟹肉を炒めて卵白・片栗粉と水牛の乳で煮たものだそうです。順徳はミルクの産地でもあるようです。すでにお腹はかなり膨れていたのですがそれにもかかわらずスルスルと胃に吸い込まれていきました。

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最後は鳳城炒飯。こちらは正統派?の炒飯で、もちろんスキのない炒飯に求められる要素がすべてしっかり入ったような味でした。それにしても量が多いですねえ。

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取り分けたところ。具もごろっと。

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最後はサービスでデザートが出てきました。

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もっと食べたい料理があったのでまた来たいですね。個人的には飲茶でくるよりも、しっかりと料理をいただくほうがこちらでは満足度が高いと思いました。