最近思うこと、ということで、今日はいつもとちょっと違う話をさせてください。

私の中で旅行と食べ歩き(グルメ)は2大趣味なのですが、旅行は若いころと旅のスタイルは変わったものの今でも情熱をもって楽しめるのですが、グルメは20代の頃より相当トーンダウンしてしまいました。

20代後半の頃に話はさかのぼりますが、正確には覚えていません。おそらくは年間でのべ400~500件程度は外食をしていました。お休みの日にはBARを合わせると昼から7~8件ハシゴすることもありました。それは別に年間で訪問した件数を自慢したいわけではなく、ただただグルメの世界をもっと深く知りたい、いろんなレストランを訪れて新しい味と出会いたいという情熱に支えられているものでした。

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あとワインも一時期かなりハマりました。DRCのみのワイン会にも何度も行きましたし、特にブルゴーニュが好きでしたが、他にもワイン会には数えきれないぐらい行きました。DRCについてはやはり高級ワインの代名詞だったので、純粋にどう普通のワインと違うのか知りたかったのです。当時はB級グルメも旨安ワインも、そういうものも知ってこそ実は理解できるんではないかと本気で思っていました。また、BARは当時、会員制や紹介制も含め隠れ家的なお店が多かった西麻布界隈に行くことが多かったですね。

30代に入り、いったん会社を辞めて世界各地を旅し、30代後半からは会社で責任ある立場についたこともあり旅もグルメもいったんは(ある程度ですが)封印して仕事に集中した時期もありました。

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40代に入ってからはグルメも再び再開モードで色々食べ歩いたりしていましたが、ある時から明らかに興味が減退してしまいました。やっぱり歳だからかなあと思っていたのですが、旅のほうへの興味は落ちなかったので、そのことへの説明がつきません。

そこでたどり着いた結論は、最近グルメが以前よりも純粋に食事を楽しむことから離れて、作り手も食べ手もグルメやレストランを自己顕示欲満たすための道具として活用する役割のほうが増えてしまったのではないかと考えています。いや昔からそうだったでしょう、と言われると確かにそうかもしれないのですが、でもやはりそういう側面が以前よりも全体的な傾向として大きくなっているのではと思うのです。

グルメの写真や記事をたくさんアップして、いろんな食事会に出て、でも本当にグルメに、そして食に興味あるんですかね?と思うことが特にSNSでの食事会に参加している中でたくさんあり、なんだか冷めてしまったのです。その分たまに本当に食べるのが好きな人との会食に恵まれた時には本当に楽しく過ごせるんですけど。

でももしかしたら、初期のインターネットはある程度限られた範囲の人しか使いこなしていなかったと思うのですが、今では誰でも気軽に写真や記事をシェアできますし、そういう食べること自体に強い興味をもった仲間とリアルでもネットでも出会いづらくなっただけかもしれませんね。

また今の若年層だとそもそもグルメ以前に食べることそのものにもあまり興味がない人も増えていそうですし。

珍しく堅い話で、しかも何のまとまりもない話になってしまいすみません。でも最近のグルメシーンについての正直な感想を述べさせてもらいました。